塩田 将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-

★塩田剛三の孫が伝える【心】を豊かにする合気道★

合気道とは

合気道(女性も大きな相手を投げることができる)

そもそも合気道とは何なのか?

 

一言でいうと「和」「武道」である。

 

相手を倒すためではなく、

相手を生かすために行うので、「和」

 

「武道」とは、人として必要な

「こころ」「からだ」を身に着け、

人格を形成していく道のことを言う。

 

合気道は和とか言いながら、相手を痛めてるではないか?」

という声もよく聞く。

確かに、合気道は痛いことも多い。 

 

しかし、お互い稽古を重ねていくと、

今まで痛かった技が痛くなくなる。

そこからどうしたら技が効くか考えていくと、

相手を「痛くしないこと」が技が効く秘訣だということが分かる。

???と思うかもしれないが、別の項でこの件について

述べていきたい。

 

合気道は、「こころ」と「からだ」、

難しく言うと「魂魄」を磨いていかなくてはいけない。

 

技が痛いのは、まだ「からだ(魄)」を磨いている段階。

※もしくは、技をかけている方が、「こころ・(魂)」を磨けていない段階。

 

技をかける側も、技をかけられる側も「相手を思いやる」ことで、

合気道の技は磨かれていく。

 

合気道には、勝ち負けがない。

「相手を痛めつけた!勝ち」と言っているようでは、

それは合気道ではないし、

そういう思いがあると、

合気道が出来る訳がないのだ。

 

空手と合気道どっちが強いの?とか、

合気道は他の武道より実践的ではないとか

言われることも多い。

しかし、合気道が求めているのは、

「相手に勝つ」ではなく、「相手と和す」

ことである。