塩田 将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-

★塩田剛三の孫が伝える【心】を豊かにする合気道★

合気道は細胞単位で優しく

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細胞を決して傷めない

 

 

 

ふざけたような題名に思えるが、

よく、稽古中に伝えていることだ。

 

どうしても技をかける時に、相手を強く握り、強引に崩そうとする光景を見る。

 

しかし、相手を強く握っては、

全ての技が効かない。

 

相手が嫌がるような技は、合気道ではない。

相手を優しく包み込むように持ち、

細胞を痛めないように、

持つことが重要だ。

 

相手がやり返そうとか、

反発するような技があったら、

合気道の【相手を生かす】という、

極意に反する。

 

新しい人はもちろん、

黒帯の人もエゴが働き、

相手を動かそうと、

より力を入れてしまう。

 

誰でも力は入る。

 

確かに力を入れることで、

力を抜くことが出来るようになるので、

誰でも辿る道であるが、

 

ただ、そこでもっと力をつけて

相手を制そうとは思わず、

 

もっと優しくならなくては!と

反省し、仲良く稽古してほしい。