塩田 将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-

★塩田剛三の孫が伝える【心】を豊かにする合気道★

合気道の稽古風景【稽古ってどんな感じなの?】

【説明風景】

 

 

合気道の稽古は、

通常、先生が前で技を行い、

生徒はその技を真似る。

 

その際、あまり言葉を介さない。

 

1. 言葉で分かりやすく動きを説明するか、

2. 言葉で伝えず動きを見て覚えてもらうか、

どちらの方が良いか。

 

2.の方が生徒は早く上達する。

 

動きを分かりやすく、言葉で伝えて、

生徒は一見、理解しているように見える。

しかし、実際それが、技に生かされるかといったら、

やはり技に反映されていないのだ。

頭で理解しているだけではダメなのである。

 

自主的に見て学んだ方が、上手になるのだ。

 

しかし、私の道場では、

初心者のうちは説明することも重要視している。

 

初めて合気道をする人の多くは、

相手が【力】で崩されていると勘違いしている。

 

まず、そうではないと伝えたい。

 

合気道をする上で、

痛いことはたくさんある。

でも、根本に相手を痛くすることが、

合気道の目的ではないということが、

理解できていれば、

上記の2の稽古の内容も変わってくる。

 

技がうまく行かないのを、

力のせいだ!と思うことが少なく

姿勢もしくは心が悪いからだと、

思うようになる。

 

そして、無言で、

無になるまで稽古をし

心が磨いていくのだ。

 

 

【言葉なくひたすら稽古】