塩田 将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-

★塩田剛三の孫が伝える【心】を豊かにする合気道★

植芝盛平の名言 その1【名言から合気道を考える】

 

無駄に見過ごさないよう、しなければいけない。

山川草木、ひとつとして師とならないものはない。

 

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植芝盛平

 

 

合気道の動きは自然の理に適った動き。

 

相手がなぜ崩れるのかを考える時、

自然を見つめていると答えが見つかるかもしれない。

 

今までは、手首をこのようにして曲げ、

肩をつまらせたら極まるとか、

身体の構造で考えていたが、それは答えではない。

 

何もしないこと。何も逆らわないことが、

正解だったりする。

 

何もせず、逆らわず、極めた技は、

相手に嫌悪感を抱かせず、

喜んで倒れてくれる。

 

この不思議な世界が合気道の楽しさだ。

 

人だけでなく、すべての自然に対して敬意の意を持ち、見つめる。

 

水が地面に落ちる音。

風が木を揺らす光景。

雨に濡れた倒木の匂い。

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自然を感じること

 

電車がレールを走る音のような人工的なものではなく、

自然と自然が触れ合って、

起こる音や匂い、光景に

合気道の答えがあると思う。 

 

自然を見て感じて悟ったことは、

今の段階で全て正しいことである。

 

それが、合気道でどう活かされるのか、

繋ぎ合わせて行くと必ず、

技が磨かれていく。