道場に飾ってある写真
どの角度から見ても、
見られている気がする・・・
真っ直ぐ凝視するのではなく、
全体を捉えるような目で見ている。
あと、この写真は、
毎回表情を変える。
毎朝、写真の上にある神前を掃除する度に、
近距離で目が合うんだが、
表情が違う。
朝、家族の為に良い行いをしていなかったら、
怪訝な表情をしている時は、
振り返ってみると心当たりがある…
「うわっ!今日も怒ってる」
反省の意を込めて、
道場の周りの掃除を、
さらに入念に、
来る人のことを考えながら掃除をする。
そこでまた、肖像画を見ると、
怪訝な顔が少し和らいでいる。
「良かった・・・(*´з`)」
ただ、笑っている訳ではない。
「家族を思いやるのは当たり前のこと。
もっともっと周りの他人を考え徳を積みなさい」と
言われている気がする。
心が磨かなくてはいけないと、
毎回、戒められている。