塩田 将大 Aiki Peace Seeker -合気道家-

★塩田剛三の孫が伝える【心】を豊かにする合気道★

合気道を学ぶ上で必要なこと

f:id:Aikiboy:20200129000320j:plain

ありがとうと思う素直な心

1つ挙げるとすれば、

「素直な心」だと思う。

 

①先生の言うことを受け入れる素直さ

②相手のことを認める素直さ

③相手から学ぼうとする素直さ(謙虚さ)

 

が必要だ。

 

①先生の言うことを受け入れる素直さ

 

・先生が行う技を、集中して見る。

・先生の言うことを全て信じて行ってみる。

 

・先生が代わって、

 言っていることや、技の形が今までと違っても

 今教わっている先生の真似をする。

 

以上のことが、大事だと思う。

 

合気道とは、相手が老若男女誰だとしても、

合わせようという気持ちがないと、上達しない。

 

まずは、自分の偏見や、先入観を捨て、

素直な心で合気道を学ぶ。

 

②相手のことを認める素直さ

 

相手がご高齢の方だろうが、自分とは体格が違かろうが、最高の稽古相手。

 

当たり前だが、人の身体はみんな違う。

こちらは同じような動きをしても、

相手が変わればみんな反応は違うのだ。

それを見て、反省を繰り返し、

何度も技を行う。

 

1度、これが正解だと思うことが見つかるかもしれない。

しかし、その正解だと思ったことが、

稽古を重ねるうちに違った考えになっていることも多い。

その正解だと思ってたことを変えることができることも、

素直さがなくては出来ない。

 

 

③相手から学ぼうとする素直さ

 

仕手(技をかける人)がどう動かそうとしているかを、

受け(技を受ける人)はしっかり感じて動く。

 

仕手がこう動かそうとしているのに、

受けが逆の方向に動いたら、

それこそエゴで、

相手のことを考えていないと言うことになる。

 

どこまでも、相手の考えてることを感じ、

相手がこう動こうとしたら、

そのように動くことが、上達に必要なことだ。

 

相手をしっかり思いやった動きが出来れば、

いずれ、強く持たれた相手も思うように動かすことが出来るのだから、

まずは素直になることが必要だ。