1つ挙げるとすれば、
「素直な心」だと思う。
①先生の言うことを受け入れる素直さ
②相手のことを認める素直さ
③相手から学ぼうとする素直さ(謙虚さ)
が必要だ。
①先生の言うことを受け入れる素直さ
・先生が行う技を、集中して見る。
・先生の言うことを全て信じて行ってみる。
・先生が代わって、
言っていることや、技の形が今までと違っても
今教わっている先生の真似をする。
以上のことが、大事だと思う。
合気道とは、相手が老若男女誰だとしても、
合わせようという気持ちがないと、上達しない。
まずは、自分の偏見や、先入観を捨て、
素直な心で合気道を学ぶ。
②相手のことを認める素直さ
相手がご高齢の方だろうが、自分とは体格が違かろうが、最高の稽古相手。
当たり前だが、人の身体はみんな違う。
こちらは同じような動きをしても、
相手が変わればみんな反応は違うのだ。
それを見て、反省を繰り返し、
何度も技を行う。
1度、これが正解だと思うことが見つかるかもしれない。
しかし、その正解だと思ったことが、
稽古を重ねるうちに違った考えになっていることも多い。
その正解だと思ってたことを変えることができることも、
素直さがなくては出来ない。
③相手から学ぼうとする素直さ
仕手(技をかける人)がどう動かそうとしているかを、
受け(技を受ける人)はしっかり感じて動く。
仕手がこう動かそうとしているのに、
受けが逆の方向に動いたら、
それこそエゴで、
相手のことを考えていないと言うことになる。
どこまでも、相手の考えてることを感じ、
相手がこう動こうとしたら、
そのように動くことが、上達に必要なことだ。
相手をしっかり思いやった動きが出来れば、
いずれ、強く持たれた相手も思うように動かすことが出来るのだから、
まずは素直になることが必要だ。